百万遍知恩寺「二十五菩薩練供養」
- 2022.04.27 Wednesday
- 20:00
四月二十五日、真夏のような晴天のもと、
左京区の百万遍知恩寺で行われた「二十五菩薩練供養」に行ってきました。
「二十五菩薩お練り」といえば、
奈良の當麻寺(たいまでら)の中将姫ご縁日「聖衆来迎練供養会式」(4月)と、
京都では、泉涌寺 即成院 「二十五菩薩お練り供養法会」(10月)がよく知られています。
現世に見立てたお堂から、極楽浄土に見立てた本堂に向かって、
長くかけ渡された橋の上を、きらびやかな装束の二十五菩薩が歩まれます。
百万遍知恩寺の「お練り」は「法然上人御忌」の日程の最終日、3年に一度の開催です。
誰でも参加見学できますが、ほとんどが地元の方とお寺の関係者のようで、
どこか懐かしいような、とてものどかな雰囲気でした。
百万遍知恩寺 今出川通に面した総門
「橋」はかからず、この参道を練り歩かれます。
「阿弥陀堂」からお出ましの二十五菩薩が、光背を着けられて、お練りの開始です。
お練りの先頭は、雅楽の調べでしずしずと…
雅楽の音色と、錫杖の地面を突く音、
目の前を、なんともきらびやかな、豪華な行列です…。
こちらの気持ちが少し落ち着いてくると、
二十五の菩薩さま、
衣装のデザインや、それぞれの持ち物にも目がいきます。
本堂に上がり、回廊を進んでいかれます。
二十五菩薩の後に、高僧の列が続き、
手元の華皿から「散華」が撒かれるのを、いただきました
本堂では、法要のあと「大念珠繰り」も行われました。
百万遍知恩寺の”名物”の大きな数珠回しです。
感染予防の白手袋が配られました
本堂の回廊からは、「大文字」がよく見えました。
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